2013年09月22日

屋久島町議議員選挙

屋久島町議会議員選挙の投票日。即日開票の結果、現職14人、新人2人の新議員が決まった。党派別では共産1人のほかは無所属。現行定数20から4議席を減しての選挙であった。

ところで、これだけ接戦のなか、議員定数を減らしてよかったのだろうか。節税は大切だけれど、間違った節約によって失われるものもあるはずだ。9,100票中、1,500票の死票は少ないと言えるのか? まあ、政策の中身よりも地縁や血縁で投票されている現状、どちらも大差はないのかもしれないけどね。


投票率は83.54%で前回2009年を5.37ポイント下回った。
現在、屋久島の有権者はIターン者が3〜4割を占めているのだけれど、Iターン者は候補者を選ぶ基準を殆ど持っていない。具体的な政策をアピールする候補者が少ないからだ。だから棄権する人も少なくないのではないか。だって選びようがないのだから。ネイティブの屋久島人は候補者と地縁や血縁があることが多いので、投票率が高い。

このことから予想されるのは、ネイティブ屋久島人が高齢化で減少するのに対し、相対としてIターン移住者の割合が増えていき、今後も投票率は下がり続けるだろうということだ。

なお屋久島町では、Iターン居住者や女性が町議議員に当選したことは無い。
 
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | 未分類
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