今月は自家畑で種を目当てに大きく育てたというゴボウ。オナモミのように棘の先が鈎になっていて、服や髪にひっつく可愛いやつ。しかしゴボウの実なんて、初対面である。

成績については聞かないで頂きたい。ビギナーズラックは尽きました。
各賞の発表の後に訪れる、「この句はどんな意図で作ったの?」のコーナーが怖くなりつつある。何も考えていないから説明できないんです、はい。
だけれども、職業文人ではない集まりの中で、ガツンと格好いい句に出会ったときの感動はすごい。みんな仕事として手練てひねっているわけでないから、日々の暮らしのなかからストレートに創造されたが故の、生々しい感動があるのである。薔薇とか仁王像とか。
夜半まで昔の屋久島の話や、自分の居場所探しの話を伺う。