
ヒヨドリの季節は冬なのであるが、時季に穫れたものを砂糖とお醤油に漬け込んでおいたものだそうだ。思っていたのより、小さい。下ごしらえは湯を沸かして温めながら羽をむしり、首を落として内蔵を出すのだそう。
オーブンで焼き上げられたヒヨドリは、癖のない柔らかい肉で、骨まで食べられる。脂がのって、下手したら鶏より旨い。うちの近所でも、鹿は食べ飽きたけれどヒヨドリは旨いと聞く。
ところで、小父さんとの飲み方の仕上げは毎度カラオケである。最近はヘンに気取ったポップスなど唄わずに、演歌で攻めるのが良いということに気づいた。王道はやはり王道なのである。
カミさんは演歌の良さは分からないと言うが、スポーツと同じで見てつまらなくてもやれば面白いということもある。自分としてはコブシを回しまくって笑いそうになっちゃうところが良いと思っている。