2012年03月04日

萎びた文化祭

屋久島町が主催する文化祭なる催し。

安房の体育館と総合センターのホールは、ピカピカの環境財団系の施設とは打って変わり、有り体に言ってボロっちい。

だが綺麗すぎる金のかかった公共施設って、多くは住民の生活レベルとアンバランスだし、そのくせソフトとの釣り合いがとれてないのが気持ち悪いから、これでいいんだと思う。身の丈にあった器で、熱い演目ってのが格好いいのだよな。

今日の演しものは日舞風の踊りを演歌にのせて舞う年配のグループが多かった。なんだかこの土地らしさが感じられなくてイマイチだ。
文化の指向が東京に向いてて、足下にない。ここでも文明とセット販売され、電通的で護送船団的ないつものアレに騙されていたんだと思う。でももう一極集中、単一価値観が成立する時代じゃないのだ。

地方発信のP2P型の文化に、一役買えるといいな。
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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