2013年06月19日

篠笛

日本で笛男を名乗る以上、篠笛も抑えておかねばなるまい。というわけで、京都の作家さんに六本調子の囃子用を送ってもらった。

届いて早速吹いてみる。バンスリも九本調子に相当する小さな楽器を持っているので、近い感触かと思っていたのだけれど随分違う。まず、内径に塗りが施してあるので、倍音が澄んでいる。山で吹くと、鋭く遠くまで音が届く感触がある。

それから囃子用だからなのかと思うが、運指が違う。楽器の造りとは関係ないかもしれないが、篠笛はタンギングもしないらしい。

これは想像以上に奥が深そうだぞ。この件に関しては、ちょっと暫くは気づかなかったフリをしておこう。
 
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | 未分類
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