2013年05月16日

トリクルダウン

以前から考えていたことが「トリクルダウン理論」って名前がついていることを今さら知った次第。

「トリクルダウン(trickle down)」という表現は「徐々に流れ落ちる」という意味で、大企業や富裕層の支援政策を行うことが経済活動を活性化させることになり、富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる」とする仮説である。

主に小さな政府政策の推進、新自由主義政策などの中で主張される。また「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」と主張することから、「おこぼれ経済」とも揶揄される。 

所得税や法人税の最高税率引き下げなど、主に大企業や富裕層が己の既得権益の擁護・増大を求める理論武装として持ち出されている。



より情報量の多い会話をしようと思ったら、ある程度は体系化された言葉を持っていることが必要になる。体系化することで意識からこぼれ落ちていく思考もあるから、注意が必要だが。
 
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | 未分類
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