2012年10月31日

湯治とタイドグラフ

神無月も今日で終わり。と続けて、早いもんだと書くのが定番であるのだろうが、せかせかせずとも身が詰まった暮らしぶりをしていると、それなりに長い秋であると感じる。

本日の湯治は平内海中温泉。ご存知の通りここは満潮になると海底になってしまうので、干潮の時間を狙って行く。毎日30分くらいずつ遅くなるから、日毎に違う風景を楽しむことができる。

今日は波が高く、飛沫が湯殿まで舞って落ちる。
 
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2012年10月30日

不動産屋は風呂にあり

湯治生活も四日目。今日は平内の海中温泉へやってきました。

続けて通っていると、地元の常連さんの視線も、「見知らぬ顔の奴」から「今日もお勤めご苦労さん」に変わる。湯に浸かりながら畑の話なんぞしていたら、空き家の情報をくれた。屋久島には不動産屋が少ない分、こういうところで情報を仕入れるのである。

帰路、尾之間のAコープに寄ったら、チルド品半額セールをやっていた。閉店するのかと思ってびっくりしたが、ただの棚卸しでした。米と野菜が自給できるようになったとしても、肉と、味噌と塩以外の調味料は購入しないとならないからワロエナイ
 
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2012年10月29日

湯泊バスコム

先週の金曜から、我が家は湯治生活に入っていたようだ。カミさんの湿疹と、自分の湿疹それから足の骨折がよくなりますように。

今日はちょいと足を伸ばして、湯泊の温泉にやってきた。ここは湯がぬるめなので、のんびりと夕陽を見て、長く浸かっていられる。
海の方に目をやると、なんだか泳いでいる人がいる。素潜りで魚でも獲っているのだろうか。もうすぐ11月になろうというのに、いくら屋久島でも寒かろう。海から上がってきたらそのまま温泉に浸かることもできるから、まあいいのかな。

しばらくすると以前バイトでお世話になった知人がやってきた。しばらく家の建て方など、世間話をする。バス・コミュニケーションである。
そうそう、屋久島では家の建て方は世間話の範疇なのである。
 
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2012年10月28日

爺無月、婆無月

いくつかの集落の老人会が集まって交流会をするというので、運動会に続き、音響係として行ってきた。

屋久島には校区という単位がある。関東だと学区と呼んでいるものだ。自分が住んでいるこの辺りは高平、麦生、原、尾之間がひとつの小学校を擁して神山地区と呼ばれている。今日はこの神山地区の爺様、婆様が一堂に会する、年に一度の交流会というわけ。年ごとに集落の持ち回りなので、四年に一度ホスト役が回ってくる。今年は我が麦生が担当だ。

取り仕切る麦生寿会会長はえらく張り切っていた。今週に入って、音響の打ち合わせなどと何度も電話がかかってくるが、内容が同じだったりする。昨日聞きましたから、それ。


100人近くの年寄りが飲んで食べて、芸達者はステージで踊りや寸劇、合唱を披露する。各集落に一人ずつくらいお調子者司会の上手な人がいたりするが、盛り上げ方にも年季が入っている。

興が乗ってくると、やっぱりカラオケ。これがなかなか大変で、先輩方は曲が載っている本を一切引かずに、口頭でリクエストが乱れ飛ぶ。ミキサーを調整しながら踊りの曲を頭出しし注文を聞く。聖徳太子である。後からカミさんがやってきて手伝ってくれて助かった。


二次会は会長の家で、昨日釣ってきたというホシガツオ(地元の呼び方でなんと言ったかな、忘れた)のアラ煮をたらふくご馳走になってきた。
そこで勧められるままにビールを飲んだら寝てしまったのだけれど、それで会場の片付けに行かなかったのは自分のせいではない。
 
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2012年10月27日

ガイドブック

年明けにまた東南アジアへ旅に出ようと思う。地図やガイドブックを買い揃えたりしていると、旅の気分も盛り上がるな。

「歩き方」のタイ編は毎年2月に改定されるので、来春の旅のために秋口のいま購入するのは損した気分になる。
地図を見るだけなら旧版でも問題ないのだけれど、交通費やホテルの相場を検討するには最新版がよい。

アジアは地域にもよるけど日本よりはまだ経済成長率が高く、頻繁に値上がりがあるので、ボラれてるのかどうかとか、交渉する際の相場が旧版だと分かりにくい。

歩き方の改定予定表
 
 
 




 
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2012年10月26日

海中温泉

夜11時の干潮に合わせて平内の海中温泉に行ってきた。カミさんと自分の湿疹がよくなるかどうか、ちょっとした賭けである。
月が綺麗だな、っと。

風呂上がりにビールが飲みたくなったけれど、どこも店は開いていない。まだ起きていそうな友人宅へ押しかけて、味噌や醤油を借りるみたいに貰ってくればいいのだろうけど、そこまで逞しくないのだ。
 
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2012年10月25日

昭和の男(2) 塩干し

昨日に引き続き、昭和の男よろしくカミさんの作った弁当をぶら下げて炭鉱へ。

じゃなくて、塩造りに。
雰囲気は似ているかもしれないが、塩の方がだいぶのんきな仕事であろう。

塩干し.JPG



天気が良いのでよく乾く。

当たり前なのだけれど、塩は白いのでキラキラと反射して目が痛いほど。室内に入ると、目の絞り調整が終わるまで暫く何も見えない。

このキャリブレーション、どうも赤系から早く調整が終わっていくように思う。だから明るいところから室内に入ってすぐは、フィルムのネガを見ているように赤っぽい世界が見える。


今日のお昼は、大盛りカレー弁当。

かれーべん.JPG



じゃがいも、紫芋、ショウガ、らっきょう、唐辛子、そしてターメリックとお米が屋久島産だそうだ。
地産地消は順調です。Спасибо

ご飯の脇についているアチャールは遠くインド製だけどね。
 
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2012年10月24日

昭和の男

今日は自分だけしか仕事に出かけなかったのだけれど、カミさんが弁当を作ってくれた。
なんだか昭和の男になった気分である。

しゃけべん.JPG



焼き鮭と、ピーマンのガーリックステーキと、冬瓜の酢漬けと、玄米ご飯。
鮭はギャラ代わりに大阪から頂いたものだけど、他はみんな屋久島産なり。

どうも力作だったらしく、何度も感想を要求された。
 
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2012年10月23日

普遍

音質が良いことを金を取る言い訳に使うのは格好悪いことです。僕らはナローなオーディオでも伝わるくらいの名曲を聴いて、日々を暮らしたいのです。
 
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2012年10月22日

今日はそういう日

車は煙を吹いてオーバーヒートし、PCはブルースクリーンが出て落ち、iMacはリコールのお知らせが来た。今日はそういう日。さらにカミさんが可愛がっていた雑草をスコップで掘っくりかえして泣かれた。
 
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