2012年04月30日

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貰った大根と人参の葉っぱを使ってスパゲティを作る。最近どうも塩加減を誤るな。しょっぱい。

夜は近所の友人が遊びに来たので、失敗ソースを手直しして召し上がって頂く。出汁で薄めて粉吹き芋を添えたらなんとか誤魔化ったみたい。

粉吹き芋は最近作り方を覚えたんだが、こんなに簡単なものとは思わなかった。ちょっとした一手間で旨くなる好例である。

屋久島ではじゃがいもの旬なので、どこに行っても芋持ってけと言われる。ちょっと前までポンカン、タンカンだらけだったが、今はじゃがいもがインフレ。

調子に乗って粉吹き芋ばかり作っている。
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2012年04月29日

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宮之浦の春祭り。

昔は「四月十日(しがっとうか)」と呼ばれ、その名の通りの日に催されて島中から人が集まったそうだけど、今はみどりの日にやるようになった。なんでだったかは聞いたような気もするけど、忘れた。
 
 
神輿の行列が集落を行く。賑やかというよりは厳か。

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巫女さんばかり撮らないように細心の注意が必要だ。神輿がお宮に帰ってきたら、境内に設えられた舞台で町内対抗の演し物大会が始まる。

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素人芸能の醍醐味を凝縮したステージが繰り広げられる。しょっちゅう顔をあわせる近所のおっさんが面白い格好してる、ってのは商売ものの芸がかなわない愉快さがあるよね。

大昔は旅の芝居一座を呼んだりもしていたらしいので、演し物に寸劇が多いのは伝統か。流行歌で子どもがボンボンを持って踊る演目も少なくないけど、それはちょっと惰性の匂いがするなあ。マルマルモリモリは聞き飽きたぞ。

優秀賞を獲得した町会を発表してお開き。みんな慣れているのか、テントやら設営をバラすのがやたらと素早い。

 

 

日が暮れた。白川山に向かう。南正人氏が来ているらしい。山尾三省氏とも交流があったというので南氏が白川山でライブの会を催すというのは、すっぽりとはまりが良い気がする。

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始めて足を踏み入れた白川山は、雨が降りだしたこともあり、細い山道が心細いけれど、心地良い空気に満ちていた。屋久島に来てからオーラとかスピリチュアルとか食傷気味だったんだが、ここはホントにいいところ。

ライブは、ライブというより囲む会とか、そういう言い方をした方がいいくらいに親密なものであった。南氏の世界はオレには馴染みの薄いフィールドだったんだけれど、本当に音楽が好きなミュージシャンが行き着くところはどこか普遍的であって、大差がない気がする。

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2012年04月28日

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昨日に引き続き、ウコンのご機嫌伺い。本日は春ウコンの種芋を新たに植えるのである。

まず肥料を撒く。20kgある肥料の袋を担いで、畝に沿ってちょっとづつ撒いていくのだけれど、これがかなりの重労働。なんせ重いものをちょっとづつ、なんである。

 

それから種芋を等間隔に植えていく。芋って言うのか知らないけど、食べられる部品そのものを植えるとまた生えてくるシステムはじゃがいもなんかと一緒。これがかなりの重労働。しゃがんで植えては移動のくり返し、なんである。

畝を切る作業を始めて見た。憶えておこうっと。

 

 

 

更に昨日から干しているウコンをまた干す。もう色々と略すが、重労働。

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そしてときどき様子を見ながらまんべんなく陽が当たるように撹拌。やっぱり重労働。

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あー疲れた。

畑はいちいち大変なんである。手に豆が出来るなんて何十年ぶりか。

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一休みして畦に寝転び、モッチョム岳を眺める。昼間はヒリヒリ日焼けするほど日差しが強い。だけど夜は冷えるし今夜から雨になりそうなので、このまま明日の朝まで寝転がっていたら身体が冷えて死ぬかもしれない。

だけれど、植物は動けないもんだから、常にそういう微妙なところで生きているのだよな。なんかオレは気づいてしまったよ。

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2012年04月27日

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今日は朝からヘンだった。

朝食の生たまごを割ろうとしたんだけど、勢い余って床にぶちまけた。30秒ほどフリーズしたわ。

それから、ウコンのお手伝いに出かけたら、ウコン洗いマシーン(本来はコンクリートミキサー)のモーターに防水のためのビニール袋を絡ませてしまい、気づいたら白煙を上げていた。

極めつけは、ウコン砕きマシーン(本来は豚の餌を細かく砕く機械)の調子が悪くなったので分解していたら、みんなで無くしそうだよねって言い合っていた小さい部品をまんまと忘れ、砕き終えたウコンに混入。

でかいカゴに20箱もある黄色い山の中から、どうして2cmほどの金属片を見つけられよう。すまない気持ちでいっぱいです。

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こんな日は温泉に限る。仕事を終えた時間に平内海中温泉が丁度よい潮加減だったので、広々とした海と悠々とした前岳に囲まれて湯に浸かる。ここは干潮のときでないと入れないのよさ。

その後は平内のKくんのご母堂が関東から遊びに来ているというのでお邪魔して手料理を腹いっぱいご馳走になってきた。久しぶりの関東風の味付けにほっこり。

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2012年04月26日

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月に一度の句会に行ってきた。

毎回みんなの句を発表して選句する。その得票数に応じて「天」「地」「人」の位が与えられるのだけれど、票がやたら集まる秀作があったり、反対にバラけたりするので堂々の「天」もあれば同率で複数の受賞者が出ることもある。

今回はカミさんが席題で3票、「天」を獲得した。オレは兼題で二つの句で5票づつだったけど、他にズバ抜けて票が集まった句があったので、「地」止まり。

カミさんに「天」の先を越され、やたら悔しいぞ。

まあ、そんなことで悔しがっている小人物は、ものの風流には程遠いかもしれない。また「天」が遠ざかるのである。とほほ。

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2012年04月25日

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天気予報の通り、午後から雨になってしまったので、ウコン作業は弁当を食って帰ってきた。最近の天気予報はなかなか当たる。

午後からは民俗資料館から借り受けてきた古い民謡のテープを起こす作業にかかる。数十年前に伝承者が途絶えてしまったという「まつばんだ」も収録されているはず。

久々にカセットデッキをキュルキュルやっていると、そんなベタな展開はいらないのだけれど、テープが出てこなくなった。冷汗をかきながらデッキを分解。

モーターを必要としてなおかつ密閉された記録媒体にはもうあまり近づきたくないんだがな。ハードディスクとか。
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2012年04月24日

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ウコン干しの二日目。収穫したウコンを生のまま積み上げておくとどんどん発酵してしまうので、晴れ間があればガンガン干さないといけない。どんどんガンガン、である。

ウコンは芸術的なまでにもりもりうねうねとした形をしているので、泥を落とすためにはまずポキポキと小さく折らねばならないが、この作業がえらく地味。続けているとダレてくるので、そんな時は鼻歌が効く。田植え唄やら木挽き唄なんてのは機能的でもあったんだな。人の創った文化の極みだよ。

夕方は同じ理由で天日に干してある麦畑に行った。稲も綺麗だが、島風に揺れる金色の麦畑もまた美しいなあ。


帰りにコープで鶏肉を買ってきた。ここのブツ切りはモモもムネも骨付の部位も、ごちゃ混ぜにパックされている。モツもちょろっと付いてたりする。これを煮ると単一部位でやるよりも味が複雑になってよい、と思っている。
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2012年04月23日

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ここのところ雨続きで間が空いてしまったけど、再びウコンのお手伝い。

洗って、砕いて、干す。それだけなんだけど都会のモヤシっ子には結構キツいのである。腰も痛くなってくるし、ちょっとした切り傷が地味に増えてくる。

そういえば、ウコンはみんなターメリックなんだと思っていたけど、ターメリックは秋ウコンなんだって。

屋久島では春ウコンも秋ウコンも一緒に収穫しちゃうけど、今日ご奉仕しているウコン様は黄色い春ウコン。秋ウコン=ターメリックは春ウコンよりもオレンジがかっていて、肌はゴツゴツと節くれだっている。
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2012年04月22日

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今日は行事が多いな。尾之間のふるさと産業まつりは地元製造業の出店が広場に集合。地味な感は否めないが父ちゃんが務めてれば家族で手伝いに来るのか、なかなかの人出。勤め先とご近所付き合いが隣接している。

それから宮之浦で塩麹と甘味噌造りの講習会。塩麹は何のためにあるものなのかよく分からないが、たぶん旨くて身体によいのだろう。講習はさほど難しくはなかったが、持ち帰った味噌の世話が毎日大変。発酵は一日にして成らず。

さらに知人が出るというので、フラダンス教室の発表会へ。トドみたいなオバちゃんの娯楽を見せつけられるものとばかり思っていたが、これがなかなかレベルが高く見応えがあった。屋久島在住のフラの先生が十数年前に始め、今では種子島や鹿児島にも弟子がおり、発表会のために屋久島にかけつけたという。入場料を払ってもいいステージだな。すぐ帰るつもりが最後まで居てしまった。しかしハワイの音楽は美麗だなあ。男性ボーカルがナヨっとしてても許せる不思議。

まったく、一日中動き回ってクタクタである。
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2012年04月21日

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近所のTくんとMちゃんが遊びにやってきたので、まったりダベる。

島の民謡や古い風俗について情報交換。Tくんの、大山祇神(おおやまづみのかみ)の話は興味深く、由来は神武天皇の時代まで遡る。


外は雨。我が家の脇を流れる小川は増水して轟々と音をたてている。カミさんがソムタムをタムタムと突いている。


気づいたらもう夜だな。
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