2012年03月31日

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今日は三ヶ月住んだ宮之浦での最後の夜。
といっても何をするわけでもない。

ご近所と親戚にご挨拶。ここから新居の麦生までは車なら3〜40分なので、通勤に一時間は当たり前の都会から来ると近くに感じるが、地元の人はやたら遠いと思っていて、今生の別れのような顔をする。

今でこそアスファルトで舗装された県道が島をぐるり一周しているが、ちょっと前までは砂利道で、その前は船で移動していたそうな。島の反対側へ行商に行くには数泊かかるので、商人は集落ごとに島いとこと呼ばれる知人を持っていて、泊まって歩いたという。

その名残なのかどうか分からない。けど、生活圏が同一集落内か、せいぜい隣くらいで形成されているのをみると、我らもこれから先だんだん遠く感じていくのかもしれないな。
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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