2012年03月26日

肉眼で顔の見える距離

おじがデカいトラックを用立ててくれたので、冷蔵後や洗濯機などの大物は瞬殺で片付いてしまった。屋久島には引っ越し業者は無いけれど、知人の知人の知人の...で事が進んでいく感じが心地よい。

都会が大きくなって、文明の利器であるソーシャルなネットワークが進化して、細分化された嗜好の中から友人を見つけることが出来るようになったのは好ましい。けど、本来だったら不可能な長距離を一瞬で移動できる飛行機に時差ボケがあるように、人間が動物であることから離れれば離れるほど、副作用も生じる。

人と成りを分かった上で付き合える友人関係なんてせいぜい両手、両足で数えられるくらいだろう。器用な人でも百人くらいかな。1,000件も番号が記録できる携帯電話が必要な文明世界は、否定しないけれど、尋常ではないのも確かなのである。
 
 
文明は、いかにして人間が動物であることを忘れるかの実践。
文化は、いかにして人間が動物であることと距離を保つかの方法論。

うむ、ちょっと違うかな・・・。宿題。
posted by abesin at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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