屋久島はネット環境がADSLしかないので、まともに通信するには基地局からの距離が近いことが重要だ。尾乃間は数少ない基地局がある集落のひとつ。
通信出来ないと仕事仲間とデータのやり取りが出来ないし、さすれば文化の首都圏集中を打ち崩す野望にも支障がある。
まあそんな大仰なもんじゃないけど、ここは温泉が区費で入り放題なのがまあ素敵、なんだよな。
切り立ったモッチョム岳の雄姿を毎日拝めるのも魅力だし、南側に位置する海に陽光がキラキラ輝く午後も島ではここだけ。
そんな訳でちょくちょく家探しに来ているんだけど、住みやすい集落なだけに探している人も多くて、なかなか家が見つからない。
てなわけで、今日は隣の集落である原(はるお)に来てみた。
まず中心地にあるお社にご挨拶。氏神様の境内にピリっとした空気が満ちていると、それだけでここに住みたいなって気持ちになるよな。

ぐるっとまわって小川にでた。
畔には桜が満開。ちょうど散り始める直前の、食べ頃である。屋久島は早めに咲く緋寒桜が多いけど、ここのは関東でもお馴染みの染井吉野。いいねいいね。

夕暮れ、県道の海側を歩いていたら、デブ猫ばかりたくさん囲ってるおばちゃんがいたので挨拶。陽当たりがいいいと猫も育つんかな。