2012年03月31日

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今日は三ヶ月住んだ宮之浦での最後の夜。
といっても何をするわけでもない。

ご近所と親戚にご挨拶。ここから新居の麦生までは車なら3〜40分なので、通勤に一時間は当たり前の都会から来ると近くに感じるが、地元の人はやたら遠いと思っていて、今生の別れのような顔をする。

今でこそアスファルトで舗装された県道が島をぐるり一周しているが、ちょっと前までは砂利道で、その前は船で移動していたそうな。島の反対側へ行商に行くには数泊かかるので、商人は集落ごとに島いとこと呼ばれる知人を持っていて、泊まって歩いたという。

その名残なのかどうか分からない。けど、生活圏が同一集落内か、せいぜい隣くらいで形成されているのをみると、我らもこれから先だんだん遠く感じていくのかもしれないな。
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2012年03月30日

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昨夜は句会の後、調子に乗って飲み過ぎたな。頭痛が痛い。
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2012年03月29日

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月に一度の、宮之浦の句会。オレよりカミさんの句が評判がよくて、眠れない。
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2012年03月28日

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最近は音楽の話題を書いてないので、ここらで。

ラッパを吹いたり、地元屋久島のわらべ唄を探しに図書館に行ったりしています。

なぜトランペット。なぜ図書館。
って言われても困る。


しばらくは、これまでのキャリアとか、これからの戦略とか、なーんも考えずにこの屋久島の空気を吸っていたいのだ。


島へ来る前はあれやろう、これやろうって考えて、仕込んであった。

だけどマスコミに使い古された屋久島のイメージや、都会人が田舎に押し付ける理想の続きをやっても仕方ないと。来てから思ったわけ。

一月の屋久島が思ったより寒くて、やる気が出なかったのは内緒です。


屋久島はもののけの森だけじゃない。
工場やバブルの残滓だってある。琉球音階や電子音が湧き出る泉もある。

水が豊富なんである。
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2012年03月27日

みかんちぎり

おばちゃんの畑のたんかんをちぎる手伝い。ここらではみかんを収穫することを「ちぎる」という。実際にちぎってしまうと実が早く痛む。

カゴに一杯のたんかんを貰って帰る。10キロくらいあるかな、収穫したぜんぶ。手伝いなのか略奪なのか分からない。

ついでに、畑の周りに生えているわらびを摘む。カミさんの下拵えも手慣れた感じに。天ぷらや塩漬けは旨いんだけど、山菜のインフレ気味。なに、贅沢言うなって?


山菜の王様は、山菜の王様は...

やっぱりタラの芽かな。

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2012年03月26日

肉眼で顔の見える距離

おじがデカいトラックを用立ててくれたので、冷蔵後や洗濯機などの大物は瞬殺で片付いてしまった。屋久島には引っ越し業者は無いけれど、知人の知人の知人の...で事が進んでいく感じが心地よい。

都会が大きくなって、文明の利器であるソーシャルなネットワークが進化して、細分化された嗜好の中から友人を見つけることが出来るようになったのは好ましい。けど、本来だったら不可能な長距離を一瞬で移動できる飛行機に時差ボケがあるように、人間が動物であることから離れれば離れるほど、副作用も生じる。

人と成りを分かった上で付き合える友人関係なんてせいぜい両手、両足で数えられるくらいだろう。器用な人でも百人くらいかな。1,000件も番号が記録できる携帯電話が必要な文明世界は、否定しないけれど、尋常ではないのも確かなのである。
 
 
文明は、いかにして人間が動物であることを忘れるかの実践。
文化は、いかにして人間が動物であることと距離を保つかの方法論。

うむ、ちょっと違うかな・・・。宿題。
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2012年03月25日

フリーエネルギー

昨日はあの後、高平の公民館に若者が集まり、フリーエネルギーの大先生を囲む夕べ、ってのをやっていたので顔を出した。

すべての事象に原因がありそこから結果が生まれる、結果をいくらいじっても違う結果にはならない、というお説は、まったくもってその通りだと思う。
 
 
科をまたぐと素人同然になってしまう対処療法の西洋医学。犯罪の原因を個人にのみ求め社会的背景を鑑みない法律。何億年も毒性の消えない物質を人工的に作りだしてしまう原子力。何も解決できやしない。

水が高いところから低いところへ流れるが如く、宇宙の真理は常に一つなのであるからして、人間の勝手な都合で美味しいとこ取りをしようったってダメなのです。
 
 
だけど、電流(A)はゼロなのに電圧(V)の針が振れて廻り続けるモーターとか、ちょっと面白すぎて目眩がする。今後も注目したい。


この日は持ち寄りで飲んだり食べたりしながらの会だったんだけど、地元の皆さんが持ってくる料理のクオリティの高さには驚いた。天然酵母パンや、穀物の旨味たっぷりのクッキー。地元の野菜の煮物やキッシュ、土鍋で炊いた玄米ご飯。ありがちな唐揚げやフライドポテトなんて一切ない。こりゃ食い物屋は儲からんわ。
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2012年03月24日

家族でクラブに

郷里、横浜の仲間たちがやっているイベント、横濱ジャズ研が開催されているので、Ustreamで観戦。

横濱ジャズ研は、国内では横浜が発祥と言われているジャズをDJがかけながら、講義と称してお喋りをしたり、交流する社交場である。クラブイベントの体をした町興しとも言える。

今回は昨年の震災直後に予定され、先送りになっていた企画「パパのパーティに行ってみよう、ママもニッコリ」である。子持ちのDJをゲストに招き、土曜の午後に開催、講義のテーマは子どもに聴かせたいジャズ。子ども向けに九九をアレンジしたジャズから、敢えて本格派のバップまで多様な切り口が興味深い。
 
 
クラブイベントというと、男女性的嗜好を問わず主に独身者の遊び場であるのだけれど、スタッフやお客さん、その場にいる皆がファミリーであるという、奉納秋祭りで村の結束を高める的な社会性が、ある。多くは一晩限りの夢だったりするのだけれど、そこに実社会での「家族」という単位をテーマとして持ってくるあたりが画期的だ。
 
 
結婚し、子どもをもうけて、クラブ通いを引退してしまう人は多い。しかし細々とでもいいからライフワークとして続けていけないのなら、今までやってきたことは暇つぶしだったのか、となってしまうのではないだろうか。

かと言って、乳飲み児を置いてコンサート会場や深夜のクラブに通うのが困難なのも分かる。仕事や子育てに追われてなんのサポートもなく、生産性の低いことを価値が無いと決めつけるこの社会が残念ちーんなんだ。
 
 
そして音楽を送り出す側のオレらにも責任はある。役割は違えど同世代であり同じ悩みを共有しているのだから、どうやったら子連れでも来やすいか、仕事が忙しくても時間がつくりやすいシチュエーションはどんなか。一度は掘られた濠を埋めていく作業を、他に誰が出来るというのか。

今回の横濱ジャズ研はそういう意味で、糸口になったのではないか。みんなが歳をとってもライフワークとして、音楽をはじめとする色々な好きなことに関わり続けられるような社会を創って行く第一歩になったらいいですね、って。
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2012年03月23日

かもすぞ

おばちゃんから貰った自家製の麦味噌。

冷蔵庫の中に1ヶ月くらい置いたら、じわじわ汁が浮いてきた。すくって舐めてみらばそれがまた旨いこと。首折れ鯖や、ここらじゃ今が旬の鰹につけて食ったら最高やろなぁ。

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これぞ弘法大師もびっくりの、たまり醤油。味噌と醤油が、麹だか醪だかを入れるタイミングが違うだけの兄弟だと知っていたけど、目の当たりにするとおおーって、なるな。
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2012年03月22日

石楠花の森公園

安房、尾之間方面から、県道の栗尾の橋を渡ってすぐに右折しすぐ。入場500円、島民は無料。

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見頃は3月下旬だが、屋久島石楠花は6月くらい(らしい)。失敗なく鑑賞したい方は要確認。記事の最後に見頃の話を持ってくるとNHKのニュースみたいだな。

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