ここ屋久島は趣のあるパン屋が何軒かあって、家探しをするついでに寄ってみた。九州は小麦の産地だし、島の気候は酵母と相性がいいのかしらん。
家探しといっても、都会のように不動産屋を巡るわけではなくて、知り合いを増やすということとイコールなんであって、パン屋の奥さんと友達になるのは家探しの一部といえる。
一軒めに寄ったのは安房のおひさんの畑。
旧道を分け入り、まさかここにパン屋が?って畑の真ん中にある。
民家の納屋を改装して2〜3畳のスペースに可愛らしいお店が設えられている。
置いてあるパンは、目の前にある畑で穫れた旬の野菜を使った独創的な面白さ。家まで待ちきれず畑の脇で袋を開ける。

二軒めにお邪魔したのは、麦生の樹の実。
天然酵母と屋久島の地下水を使って焼いているお店。毎日食べても飽きなさそうな、噛めば噛むほど味の出るドッシリ系。
分厚いクッキーが焼きたてだったので頂く。うむ、濃いです。

どちらのお店も手作りの贅沢さを思い出させてくれる素敵なパン屋ですた。近くを通ったらまた寄ろうな。