白谷雲水峡へ行ってきた。
カミさんの運転で九十九折をえっちらおっちら。
本人は谷底へ落ちるようで怖かったようだが、意外に平気だ。運転者が怖がってる限り、同乗者は殊の外安心なものだな。
怖い運転は怖いことを知らない奴のそれなのだ。
冬の白谷雲水峡も、また緑の加減が違ってよい。
7年前に腰を悪くする原因になった原生林は、行けばやっぱり高揚するような神妙なような空気が漂っている。前回もそれで浮かれ、腰椎を痛めたのだけれど。
帰路、寄った魚屋で蟹狂いのカミさんがどうしても食べたいと買ってきた、活きたアサヒガニ。
この時期、屋久島の東岸、安房の港で水揚げされるようだ。たて網漁で獲る。
この後姿の造形が、格好いい蟹である。食
すれば沖縄のヤシガニに似て、アクのあるポクポクした味わい。