2011年09月20日

輪って帰ってくる

音楽でも、何らかのフィクション作品でも、共通している気がするのだが、ストーリー性に頼らずにその世界観の中へ引き込むって手法は、すごく高度だよな。

ドラマチックな展開を作らないミニマルミュージックや、

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日常をゆるゆる描いてるだけなんだけど引き込まれる「南極料理人」みたいな映画とか。


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セカイ系以降の日常系、なんて言葉もあるらしいですね。

その流れの中だと、意図しているかしていないかの違いはあるが、初心者と上級者がそういう手法の作品を作っている気がする。

初心者は物語の構成感を出すことに慣れておらず、上級者は派手な演出に飽きてしまうからだろう。


釣りは鮒に始まり鮒に終わる、じゃないけど、こういう構図はマクロ、ミクロ問わずに散見されて面白い。


ちょっと乱暴な理屈だったかな...。
posted by abesin at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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