2005年09月27日

深夜の徘徊耳

昨晩あたりからかなり涼しくなってきた。夏の間はずっと窓を開け放って寝ていたが、明け方かなり冷えたようで鼻水が止まらなくなった。日がな寝ているので、軽かった風邪の症状はすぐに治まったが、もう窓を明けて寝るには不向きな季節になってきたようだ。風は秋らしい匂いがして気持ちいいのだが足先から冷えてくる。

窓を開けるといえば、我が家の周辺は住宅と店鋪が密集しているので、深夜まで街の音が滅茶苦茶入ってくる。まず、隣の隣にあるパブスナック。殆ど常連客で成り立っているようで、いつも同じ人が同じ曲を歌っている。選曲から30代前半と想像されるが、いつかそ知らぬ顔して行って彼の十八番を片っ端から歌ってやりたい。客が帰る際にママが、バイバーイ!(また来てカネ落とせの略か)と幾度となく叫ぶのも鬱陶しい。その店が静かな夜でも、駅前のスナックが代わりに大騒ぎしている。こちらは演歌が聞こえてくることが多いから、年輩が主だっている様子。二軒とも防音とか遮音には全く興味がないようで、かなり高域までクリアに聞こえてくる。

スナック以外では並びにある中華屋。日付けが変わる頃に店仕舞いをするのだが、シャッターを閉めたりする数分間、我が家の前に整備不良な車をアイドリングさせて置いている。ボロなもんだから排気ガスが臭くて仕方ない。向かいのアパートでは一時半頃に決まって風呂に入り、シャワーの音が鮮明に聞こえる。水音ならまだいいのだが、この男は入浴中に嫌という程、痰を吐く。「かーっ」という音が一丁目中に響いている。

これらは毎晩酔っぱらって寝ていた頃には気付かなかったことだが、この辺りの住民は寝静まる直前まで何か音を出していないと気が済まないようだ。自分も音を出すので、あまり言えたものではないけど。窓を閉めて寝る季節になってこの騒音ともさよなら。少し寂しい気もする。

誰も見てないつもりで書いてたこの日記だが、どうやら見てる人がいたようだ。他人に向けて発信するパブリックな文章と、いわゆる普通の日記との中間くらいに考えてるスペースなので、これからも宜しくお願いしたい。見てる人数は限り無く少ないと思われるので、よかったら気軽にコメントして下さい。
posted by abesin at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧ひとるごちる
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