2005年09月11日

雨の降り方の南国性

雨が降ってきた。さっき衆議院選の投票から帰ってきたところなので、いいタイミングだ。まあ腰を痛めていて送り迎え付きなんで、あまり関係ないけど。カミさんはそのまま友人と出かけたので気の毒だ。

土埃を巻き上げたような匂いのする雨は、いかにも熱帯的な風情がする。できることなら窓を開けたままにしておきたいが、家が廂のない造りなので、網戸越しに雨が入ってきてしまう。苦労して布団から起き上がり家中の窓を閉めて戻ると、そろそろ雨がやみそうだ。この間欠的な降り方も南国っぽい。そういう事象を快く思っている私は南国に憧れているのだろう。

そういえば、過去のことを思いだすとき、季節に冬が多かったり、北国のイメージだったりすることが多い。東北をよく旅したとか、夏が苦手だったりしたわけではない。反対に、未来への希望を語るとき、そこに南国的な匂いがしていて欲しいと感じる。自分がそういう人間の構造になっているのだと思うが、それは高尚な話ではなく単にラクをしたいだけなのかもしれない。南国=ラクというのも非常に短絡的ではあるが。

7月に屋久島に行ってきたが、話に聞いた通りそこはそれほど南国の島ではなかった。他の土地に無いオーラはあったけど、その点に関しては少し残念なのであった。
posted by abesin at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧ひとるごちる
<< 2005年09月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
過去ログ