*2005.04.07
TEAC史上3代目のTASCAMシリーズ、1975年の傑作「M5」を手に入れた。いま使ってるM3より兄貴分で、味のあるEQはもちろん、全チャンネルがモジュールで構成され、高いクロストーク性能とメンテナンス性を持つ。バス送りにちゃんとフェーダが付いていたり、CUEのVUもあったりと至れりつくせり。M3には無かったセンド・リターンも嬉しい。現代のミキサーなら当たり前の機能なんだが、そういうえっちらおっちらな感じが美しいのです。
毎日舐めて磨いてるんだけど、それにしても8チャンネルのくせにO2Rくらいデカい。
*2005.03.15
URのマッド・マイク率いるGalaxy 2 Galaxyプロジェクトからついにアルバムが発表。
大御所ゆえ、デトロイトテクノを聴く方の中にはずーっと詳しい向きも多いかと思うので詳細は省略しますが、かなり良い。自分はジャズも好きだしテクノも好きなので、それらを実に当然のこととして行き来するこの音楽には強い憧れを感じる。黒人の彼らにしたら、全然普通にそうやってやってきていて、周囲がそういう意味づけをするもんだから、違和感を感じつつ、まあ俺たちの音楽だからさって言うのかも知れないけどね。これは想像だけど。違ってたらごめんね、マイク。
生まれて初めて買ったテクノのレコードはDerrick Mayの「Strings of life」の再発で、同世代の人間からしたら遅いデビューなんだけど、その辺りから脈々とある単純化とファンクネスっていう太い、空間を埋め尽くす感じは、やっぱりグッとくる。そして夢がある。コード進行でクリシェしなくても、おセンチになれるのね。
Galaxy 2 Galaxy
*2005.03.01
中毒性があるとして、発祥の地スイスで約1世紀にわたり禁止されていた蒸留酒「アブサン」が1日、正式に解禁された。主成分のツヨンにより、通常のアルコールの効果に増して程よくまったり感のある酔い心地とのうわさ。昔は幻覚を見るとまで言われたらしいよ。ヨーロッパ各地で密造されたりして、まさにアングラな逸品。
この80年以上に渡って欧米で禁じられてきた幻のリキュールが、日本でも夏ごろには出回るようでなんだか楽しみっす。かなり苦味の利いた、草っぽい味わいと聞きますが、果たしてどんなだかね。新・マイ定番なるか。ゴッホとかヘミングウェイの気分になれるかな?別にいいけど。
こちらはチェコ・アブサン・ストロング。
*2005.02.01
トップページにも告知しましたが、このほどスタジオごと引越します。丸ごと移転なので、思いもよらなかったような作業が山積み。やどかり性の私は大変楽しいですが、どうなることやらね。引越し先の東横線反町は飲み食いするとこも意外と沢山あり、しかも割安感があって良い街ですな。皆、遊びにきてね。
そんなワケで今は忙しいので画像は無い。
Sorry, no image.
*2005.01.01
あけましておめでとうございます。一年経つのが歳をおうごとに早くなるってよく言うけど、ホントだね、うん本当だ。去年はミキサー買っちゃった、なんて浮かれていたっけなぁ。で、今年は珍しくカウントダウンイベントに参加してきました。パシフィコ横浜でやってたfreedom villageは、夏にも遊びに行ったメタモ関連のイベント。(会場の一体感を「参加」って表現してるのよ、出たふうを装ってるんじゃないからね。)
アリーナとかメッセ級の会場だから、音はうわんうわんいっててアレなんですが、LARKの広告みたいなサーフィン!そして一服!って感じの会場がナイスでしたよ。外は雪だからね、あったかい感じ。出演者も、この会場でやっちゃうかっていうアングラ加減だったROVOの勝井祐二、おしゃれなのにツボを外さないcalm、最も楽しみにしていたTHEO PARRISHには、なんだかいい加減な感じなのに踊らされちゃって、新年からディープな一夜でしたさ。
雪の大晦日なんて、温暖化でこれが最後かも知らんから、今年のことはよく憶えていることにしよう。本年も宜しくお願い致します。
後日談:
THEO PARRISH氏は生系のレコードをロングミックスしたりするから、微妙にいい加減な質感なんだそうです。それが味なのね。小バコで彼のDJを体験すると相当上手いらしいですね。ううむ、深いな。
こんな初日の出もまた、良し。
*2004.11.25
JAZZANOVAの主宰するレーベル、SONAR KOLLEKTIVからドミニク・スタントンの別名義、「umod」の「Enter The Umod」を聴いている。
先にPsychic Phenomenaから出ていたdomu名義のDiscotechよりも遅めのBPM、サンプリング・コラージュをによる重めのビートが秀逸。たまにカブって出てくるスクラッチがうるさいけど、上モノのシンセサウンドは暗くて太くて奥行きがあって、今の気分だなあ。
どこかのレビューでアートって表現してた人がいたけど、そういう匂いもする。でも、こういう音は今日がよければいいや、っていう快楽主義的な部分が根っこにあるんではないかね。あれ、それもアートなの?ま、いいんですけど。
オーディオ的に、ハイファイな音が気持ちいいっていうのも分かるが、なんでもクリアに見えればいいってもんじゃないのよ。そうじゃない方が、音としては気持ちがいいと思うのです。明日の朝イチの予定とか、請求書を見て見ぬフリをする、っていうんじゃないけど、まあそういうアルバムです。やってることは凄いんだけど。
ジャズ・クロスオーバー、ブロークン・ビーツなんか好む向きにはホント、お勧めです。
Umod / Enter The Umod
*2004.11.12
新たにミキサーを試しております。TASCAMのM-308。このメーカーは宅録臭いチープなサウンドの割りに、アナログならではの分離感があって、すでに5台め。買い換える度に古いモデルへ遡っておりましたが、先日まで愛用していたM-3はあまりに古すぎ、10分ごとにバランスが変わるので遂に辟易しましたよ。moogとかARPのシンセ使ってるヒトもこういう気分なんだろうか。
ので、ちょいと新しくなって1984年製。M-3が1976年で自分より年上だったので、随分若者になったなもし。フェーダは100mmだし、フォン・インプットがあるし、AUXも付いて、最高です。EQも可変ときたら言うことなし。現代のコンソールなら当たり前の機能たちなんだけどね。肝心の出音はと言うと、M-3の方が若干、音が太かったかも。ううむ。
譲って頂いたU氏、ありがとうございました。
カラフルなポットがかわいいぞー。
*2004.11.09
DJ Relsの新作、Theme for a Broken Soulが良い。
新作といっても何ヶ月か経っておりますが、気にしない。なんせ、曲で使ったデータは保存しときません、ってお人ですから、気にしない。ヒップホップ周辺の方々にはお馴染み(らしい)マッドリブの別名義。
さすがに、サンプルの使い方は見事な限り。ここのところブロークンビーツをやってるアーティストの中では流行なのか、微妙にこもった質感が実に雰囲気です。プレイヤーを起用してグルーブするのとは違って、使用しているサンプル同士の微妙な違和感を上手く利用してブロークンしております。まあ素敵だこと。
こういうの聴くと、「良い音」っていう定義がかなり揺らぐよね。ローファイっていう言い方はもう古いかも知らんが、アナログの機械の、回路を通ってやってくる匂いが凄くして、好きだ。
ここで試聴できます。時期をはずすとリンク切れるかも。
DJ Rels / Theme for a Broken Soul
*2004.10.22
普段は生黒派の私ですが、たまには本物も飲みます。ギネスビールって缶のヤツしかないと思ってましたが、生を飲める店があるんですね。先日立ち寄ったのは、渋谷のhub。色んなところにあるみたいですが、外人率高し。旧知の友人達と男臭く立ち飲み、つまみはフィッシュ&チップスで。なかなかオツなもんですな。
ギネスビール【ぎねすびーる】
イギリス、アイルランドに特に多く見られるビール。独特の濃い琥珀色、苦味、強いホップの香り、そしてクリーミーな泡立ちが特徴。ご当地では、これなくしてパブは開けないと言われているほど根強いファンは多い。
乾杯ー。
*2004.10.18
ハロウィンですか。もうそんな季節ですか。
別に毛唐のかぼちゃ祭りに特別な思い入れはない。むしろ日本の風土に合わないこの祭りに苛立ちを感じることもある。でも、ちょっと微笑ましかったのが、この近所と近所じゃないの中間くらいにある商店街のハロウィン。明らかに夏祭りと同じフォーマットで企画していると思われるこのキャンペーンは、例のかぼちゃ顔を付けた「提灯」を町中にぶら下げている。
洗練された街じゃないんだけど、大学を擁するせいか不思議な活気がある郊外の街。その中途半端な成り立ちに、半分酔っ払ったような浮遊感を伴って、妙な安心感を憶えてしまうのである。
ツッコミどころ満載。
*2004.10.09
まずい、買ってしまいそう。
米国はblue sky社のモニターシステム「media desk system」が発売に。ルーカススタジオのTHXPM3認証取得のフラッグシップモデル、sky system oneを彷彿とさせる自然な鳴りと上下感は秀逸。ウチのB&Wはアンプとの相性もあるけど、ちょっと突込みぎみじゃないとローが鳴らないのが不満なので、サブウーハー付きは魅力です。やっぱり密閉型は素直な音がします。
国内代理店は2ndStuff。良い仕事しますねー。
ルックスは好きじゃないなぁ。
*2004.10.02
Logic pro7発表。
世の移ろいは早い。半年前にアップグレードしたソフトが、もうバージョンアップ。またなけなしの金を取られるのか・・・。しかも、一つ前のバージョンアップをしていないヒトも同じ料金だという。更に更に、いま時点で気に入って使っているOSのバージョンに対応していない。そっちもアップしなければなんないなぁ。
まあ、あくまで道具なんだから、どっちでもいいけどね。いちいちついていくのに疲れたyo!
もう愛想が尽きた。
*2004.09.14
何ごとも、極端であることはラクだ。
音楽やら人生やら円周率やら、なんだか身の周りの多くの事柄が中途半端なところにぶら下がっていることが多いので、どうでもいいことくらいはハッキリとしてるとラクである。最近、尻の上にもう一個尻があると言われ、通い始めたジムも成果があるんだかどうだか、まったくもって曖昧だ。まあ、当然だけどね。
なので、せめて食生活くらいはハッキリしたい。特別な人との夕食、やっつけで食べる昼ごはん、などと現代人風のことを言ってみる。部屋の掃除もハッキリしてみる。見た目は綺麗、引き出しの中はカオス状態、素敵だ。EQもついついQがキツめになったりして、位相がぐちゃぐちゃになっても気にしない、素敵だ。無印良品は「しるしが無いんですっ!」とハッキリしてるから、たまに行く。
そんなこんなで、すき家に牛丼が帰ってきた。やっつけご飯に彩りを添えてくれることだろう。
ウチの近所は一号店。
*2004.08.13
インシュレータが必要である。
スピーカをスタンドに立てるとき、その振動がスタンドや床などに共振してしまうと、あらぬ帯域がやたら出てしまったり、よからぬことがあるのです。そのために、接地面を少なくする尖ったやつから、眉ツバもののブロックまで、色んなインシュレータがありますが、今ウチで試してるのがAuralex製のMoPADなるもの。
やや固めのスポンジのようなもので出来ており、3段階に角度もつけられる優れもの。なるほど、中低域はかなりスッキリしました。ただ、音響とは一筋縄でいかないもので、低域の定位は逆に見え辛くなってしまいました。なんでだろね。
今はスタンドの下にブロックを敷いたり、ゴム素材のものとMoPADとを比べてみたりしてますよ。あとは、当たり前だけど、耳の高さとの関連性でもかなり変わるので、その辺りも実験中。ウチのモニタはB&Wなんだけど、もっとセッティングがラクなアクティブがないかとも思いますが、流行のfostexはイマイチ馴染めず、musik electronicとかevent electronicsなど試してみたいところ。
これがMoPAD
*2004.08.06
夏は焼きそばである。
美味いものは嫌いではないが、食費とはなんと馬鹿らしいものかと常々思っている。食い物にうるさい妖精と夕食を共にすることが多いので、夜はつい贅沢をしてしまう。せめて昼食くらいは倹約をと思うと、自然とカップラーメンなど食すことになってしまう。
しかし熱い麺は夏場は辛い。カラいじゃなくて、ツラい、だよ。そこにきてカップ焼きそばの登場です。UFOやエースコックのいか焼きそば、一平ちゃんを否定するワケではないが、なんといってもぺヤングである。ぺヤングとはペアヤング、つまり熱々の二人という語源がある。
先日、会社の向かいのコンビニで見つけたナウなヤングは、その名も超大盛り。そのカップの巨大さ。マストアイテムの目新しいパッケージに目を惹かれ購入。最近は腹も出てきたことだし、カロリーを気にすると余裕で1000キロカロリーを叩き出す豪傑。蓋を開ければなんのことはない、普通盛りの麺が2個。この潔さ(生産ラインの一極化)には驚きましたよ。ソースの袋のなんと巨大なことか。四角い顔、ま〜ろやか〜。こんなことに密かな喜びを感じている私も、このまろやかに肖りたいものである。でもソースは粉末の方が良かった。
機材とジャンクフードの話題しかない辺り、ここのところの当コーナーの人間的偏狭さを醸し出しているが、致し方ない。きょうはS氏のTDをしてきました。疲れてくると高域が聞こえなくなってくるって、ホントだったのね。
あ、ビタミン剤飲まなきゃ。
ド迫力のデュアル麺。
*2004.07.30
スタジオのミキサーを入れ替えました。teacのm-3ですが、これは最高。画像が見辛くてごめんね。見たいヒトは遊びに来て。そんなんいないか。
前のM-2600はデカすぎたし、音が現代的で細い割りに不便だったので、更に不便なやつにしました。確かに、neveとかSSLにゃ遠く及びませんが、古臭くてチープなEQとか、S/N悪いけど太いヘッドアンプとか、jazzとかhouseやるには最高。仄かに光るVUがカッコいでしょ。
いつもミックスはLogicでやってしまうのだけど、デジタルでバウンスしちゃうとどうしても低域の色気が失われてしまうので、ミックスバッファーとしても重宝してます。houseのミックスだと、この12KHzのEQがたまらんハイハット作ってくれるのね。EQの無いラック型のM-1も仕入れたので調整してます。これもまた良し。この分離感はデジタルでは出ないと思うな。Logicのバウンスは特に評判悪いし、自分でも良くないと思ってたところ。
今日、たまたま寄った近所の楽器屋でm-520を見つけて、これも入れるか迷っております。フェーダが100mmでバスも8なので、m-3と近い音してたら便利なんだけど、かなり筐体がデカいのでせっかくコンパクトになったとこだし、うーむ・・・。デカいミキサーはメンテに出すのが大変なんだよね。悩む。
この世代のm-3ケタのteac、tascamのミキサーは大好きなので(200番台を除く)、もしお持ちの方で処分を考えてたら声かけてくださいね。譲ってくれなくても、見せてくれるだけで嬉しいなぁ。
暗くてすみません。
*2004.07.20
ラジオである。せっせと新譜を買い漁り、レコ屋村を徘徊するのも良いが、ラジオもまた良し。CDやレコードを買うときって、試聴するときもあるけど、多くは文字情報で購入を決めると思う。でもそういう買い方じゃ出会えないものがあります。
最近よく利用しているネットラジオのポータルサイトがここ、SHOUTcast。検索は弱いけど、WMPのデフォルトの索引より俄然優秀。邦楽もあったりすのは驚き。仕事しながら、寛ぎながら、ご飯食べながら、ネットサーフィン(死語)のお供にも如何でしょう。音も意外といいのだよ。FMよりちょっと落ちるくらい。
ただし、著作権がどうのこうのってんじゃないけど、本当に愛着をもって聴くのは自腹で購入した作品だったりする。音楽なんて嗜好品なんだから、お金がないなら買わなきゃいいけど、良いと思ったら数千円をケチったら駄目ですよ(笑)
この手の色々ありますね。
*2004.05.15
飲んだくれある。
最近は焼酎がブームですね、などと言ってみる。流行といってもトーキョーウォーカーとかに出てしまうようなタイプの流行なので、ご存知の方、より詳しい方、多いと思いますが、旨かったやつをご紹介。「土竜(もぐら)」ってこう書くのかと関心させられるのも束の間、芋の香りとガツンとくる飲み口にやられます、鹿児島産。
ちょっと焼酎置いてますよ的なお店にはありますですが、芋焼酎です。芋のヤツが黒糖とか米のやつより野暮ったい感じがして私は好きなんですが、これは特に、いかにも土の中ってな名前がいいじゃないですか。アンダーグラウウンドな。
日本人だし、焼酎だし、好きなの飲めばいいかと思いますが、種類が多すぎて、楽しい。でも把握しちゃってると楽しくないだろうな。
もぐら。
*2004.05.03
連休である。
先週一杯、ヘタレて何にもしないをしておりましたが、そうこう言ってる間に今年も連休の季節です。taikoronicaの林氏も言っておられましたが「なんか、どうも、ね」と。毎日をのんべんだらりと暮らしている人種にも5月病があるのか。いや、学生とか泉谷しげるみたいに四季が無い我らってことね。
で、LogicはProになりました。む、何も変わらんぞ。EVOC(イーボックと読んでね)が使えるようになったくらいか。年内に次のバージョンが出たら文句言う。
ついでにi/oをRMEにしてみました。これまで使ってきたAudiowerkと比べると随分定位がいい。ローもすっきり聞こえるし、こちらはいい感じ。素直な出音なので、8パラで出してアナログでミックスしたい感じ。
そういえば、先日ドームで巨人戦を観ました。キャッチャーが私と名前が似ている。サヨナラホームランを打ったので良いとするが、スポーツ選手に似た名前が多い気がする。太ってる場合じゃないな。カミさんが私のアダ名でヤツを応援してるのも気になる。
新種ハケーン
*2004.04.15
輸入盤が禁止になるかもよ?
と、いうのは、いま国会で審議されてる法案で、もともと邦人のCDをアジアの物価が安い地域から逆輸入する、ド○キホーテみたいなやり方を規制する法律が派生して、レコード業界の利害が絡んでって話なのよ。ここで難しい説明しても仕方ないから(できないから)、詳しく知りたい方は右のバナーをクリックして頂きたい。
詳細はさておき、普段買ってる輸入版を含め、CDソフトの値段が高くなるのは困る。もともと音楽なんて凄く無理してまでお金払って云々なんてもんじゃないし、気軽に楽しみたいところに回りくどい決まり事を持ち込まないで頂きたいものである。
今日、某氏に聞いたところ、すぐに影響が出る感じでもないようだけど、ネット関係の「割れ」モノの増えたり、株みたいに政治に利用されたり、音楽を創るにしても、聴くにしても、安心して手放しで接触出来なくなるっていうのは全くもって、どうかと思うよ。音楽はお馬鹿さんの為にあるのだから、(普段アタマが良いヒトでもお馬鹿さんになる瞬間があるでしょ)ユルーい感じで残しといてください。私たちの分をね。
ハンターイ!
*2004.03.19
Theo Parrishの新作、natural aspirationsを聞いている。「黒いテクノ」なんて言われたりするけど、これまた大変ファンクネス。音はすんごい悪いです。でもナンだろうね、この雰囲気は。ボーカルのリバーブ処理とか、サンプリングとか、下品なんだけど良いです。日本人の自分が聞くと、ねじれてひん曲がってるビートなんですが、やってる本人は到ってストレートに気に入るまで打ち込みやって、小手先でいじくってないからこうなるんだろうと思う。何でもそうだけど、正直な作品って半端に正直だと恥ずかしくなるけど、ホントに正直だと感動する、というか開放されるよね。みんな何かから開放されたくてやってんだから、こういう音楽は大変良い。ゲストのプレイヤーも盛りだくさんで打ち込み臭い音楽が苦手な方でも楽しめると思うよ。
Theo Parrish / natural aspirations
*2004.03.11
仕事中にコンビニへ行くと必ず飲みものを買ってしまいます。よほど渇きを恐れているらしい。100円で500ml入りのパックのやつは学生時代からみんな飲んでると思うけど、最近気に入ったのがエルビー製のマンゴーラッシー。リプトンや小岩井に比べてB級なイメージを持ってるメーカーですが稀にアタリがあり、ここ数日は気が狂ったようにこれを飲んでいる。
エアインディアを利用すると、機内で必ず「fruti」なるパックのマンゴージュースを出されますが、あの香りはそのままに、焼け付くような甘さを日本人好みに薄めた感じ。ヤクルトとピルクルの関係と言えば分かりやすかろう。パッケージにもインドの飲み物である旨が記載されている。
最近、マンゴーは流行りなのだろうか。ネスレでもマンゴーティーなる製品があり、自然な製法ではそんなティーがありうるのか疑問であるが、これもなかなかである。ネットでその辺りの事情を探してみたところ、このマンゴーラッシーを不味いと評している者もいたので、万人向けではないかもしれないが、興味のある向きはお試しあれ。これとドクターペッパーが好きな方はお友達になりましょう。
短命だろうから今のうち。
*2004.02.15
世の中は牛丼がなくなったり、オレオレ詐欺が進化したりとキナくさい様相ですが、こちらは一度ついた物欲の火が消えず、マスターキーボードなど購入してしまいました。
ピアノタッチは高い、というイメージですが、KORGのカタログを見てたらSP-200とかのシリーズはなんともお安い。以前は散々61鍵を置いていたので、なんか今更買い足したくなくて、折角ならピアノ鍵盤を置こうかと思ってたんです。自分は弾けないけどお客さん用にね。さっそく楽器屋さん(自分)に聞いたら、これはもう生産完了。ミキサーに引き続きタイミングが悪い。
諦めきれず、中古で安価なのを探し回ったところ、10年くらい前は76鍵のピアノタッチが流行ったようで、ensoniqとか洋物メーカーにはそういうのあるんですね。AKAIは国産ですが同じようなの出してて、音源を内蔵してない分お求め易
くMX76を購入。ホントはMX1000が欲しかった。お持ちの方いらっしゃいましたら譲ってくださいな。今年は目指せプレイヤーって方向でハノンでも弾いてみようか。
MPC60の頃の共通部品が多数。
*2004.01.22
明けましておめでとうございます。
新年、スタジオのミキサー卓を入れ替えました。その辺のことに興味のない方は読み飛ばして頂いてよろしいですが、以前から某ホールより拝借して使っていたM-2524を返さなくてはならなくなり、急遽探し始めたのです。が、なかなか丁度よいのはないもので・・・。
それまであったやつはTASCAMの24チャンネルのモデルで、使い勝手が良かったため、MACKIEの16チャンネルとか使ってみたんですが、、60mmのフェーダに違和感を感じ却下。ジャンクで手に入れたTASCAMのM-1516もやはりフェーダの短さとバスの少なさから使いにくくてパス。
これはもうYAMAHAとかデジミキ入れるしかないかと諦めかけていたころ、生産完了したばかりのTASCAMのM-2600を格安でハケーン。デジミキでクラブミュージック作るのは寂しいですもんね。いっそのこと予算は50万くらいオーバーするけどサンクラでも入れようかと思っていたところでした。めでたし。
で、それはというと、M-2524の後継でバスも8あるし、フェーダも100mmで良い良い。AUXが増えた分奥行きがあってデカいので、24チャンのと迷ったですが16チャンに落ち着きました。
丁度同じタイミングでMacに挿してあるi/oが8パラに増えたので、流行のミックスバッファー的な使い方も出来るようになりました。4Uあるデカい電源ユニットの為か、2524より奥行きのあるサウンドでノリノリっす。
スタンドはClassicProですが、イタリア製QuickLockのOEMと見た。
*2003.12.04
今日は12/7のtaikoronicaライブのために、最初で最後のリハーサルをしてきましたよ。便利な世の中になったせいで、リハは一回で済むし、機材は減るし、その辺は何かと、すごくラクですね。
でも、さっき相方の林氏と話していたのですが、最近ゆっくりじっくり何かを選ぶことが少なくなっている気がします。価格以外に比べようのないモノが多かったり、ネットで簡単に情報が集められてしまったり。自分の足を使って対象を見て回る時間がなくなっているってのもあるよね。
場末ながら、モノを作っている自分としては、知らず知らずのうちに聞いた人がインスタントに選んでもらえる要因を曲の中に織り込んでいる気がします。それは現在形のコミュニケーションのあり方として、悪いことと一概に言い切れないけど、凄くいいことでもないよね。意見を求む。
追記:7日はみんな来てねー。
よく使うリハスタのロビー。
*2003.11.26
リラックスアイテムのご紹介。こちらに取り出しましたるは、むげん堂やがらくた貿易、チャイハネなんかに置いてあるnag champa香(サイババ香)。
匂いって、以上に脳の記憶部分に近いから、嗜好品としてはかなり重要だよね。昔、インドに行った時に、泊まったホテルの隣室のお兄さんが愛用してた。それまでにも色々と香は試したんだけど、いまいち気に入ったのがなくて、これを知ってからはもう、こればっか。妖しい煙にヤラレちゃいますから、一度お試しあれ。各々の好みもかなりあるだろうけどね。
サイババのありがたい香。
*2003.11.10
思えば今日は、寝起きから機嫌が悪かった。連日の雨がいけないのだ。そして今週はtaikoronicaの4夜連続TDという強行軍も控えており、「何でオレが起きなきゃなんないんだ」などといった放送には不適切な感情がそこにあった。
私も26歳にもなると、多少は大人の分別というものがあり、自分が「あ、不機嫌だな」と思ったらどうすればよいかも分かっている。この場合、寝起きで腹が減っているから故であるから、好物のフライドポテトが効果的だ。早速、近所のマクドナルドへログイン。
ポテトが目当てであるが、ポテトだけを注文するのは不利であることは常識。大して食べたくもない月見バーガーなるものを従えて、オーダーを済ませ、席に着いておもむろにポテトを一口。不味い。
このマクドナルドは横浜でも郊外に位置する店舗。平日の夕方は客が少ないためにポテトは揚げたてである確立は低い。そんなことは百も承知であるから、普段であったら文句は言わないが、しかし、今は平常時とはワケがちがう。一刻を争うのだ。
マクドナルドの名誉のため言っておくが、何かの間違いで古いポテトを出してしまったのではないと思う。運が悪かったのだ。
おもむろに文句を言う私。「あのー、ポテト不味いです。」
手際よく揚げたてを用意してくれ、「揚げたてですから気をつけて」と嫌味を添えてくれたお姉さん。ありがとう。
でも月見バーガーはファーストキッチンの方が旨い。名前は違ったかも知らんが。
ポテトのサイズはXLでしょうか。
*2003.11.01
いまやってる某氏の某制作で、都内某所の某スタジオへTDのためお邪魔しました。現場でTDを見るのは初めてだったんですが、目からウロコなノウハウが随所に!某氏、お世話になりました。(これじゃ意味わからんか。)
まずね、音データを曲頭からベタになってるファイルで持っていったんだけど、手抜きして各トラックをソロでステレオバウンスしていったら、全部ステレオになってて、怒られました。そうすると単純に倍のトラックになっちゃうからMacにえらい負荷が掛かるわけね。手抜きはいかんよ、手抜きは。
更に、うちだとエフェクトは殆どプラグインで済ましちゃうので、忘れかけていたハードのエフェクトの素晴らしさを再認識。LexconのPCM-70リバーブのなんと上品なことか。ピアノにかけたら最高だね。
今回は16bitの44.1khzでやりましたが、そこのスタジオは普段は24bitの48khzで回しているそう。確かに、ミックスとかマスタリングの段階になると尚更、24bitのヘッドルームで差が出てくるんだろうなと思う。うちも次回作は24bitでやろうかな。
今日の成果は来年の1月。クライアントのお許しが出たらここで告知します。
写真は本文と関係ありません。(どこかで聞いたような・・・。)
*2003.10.23
HDを増設しました。
PowerBookを使ってるときは、拡張ベイに積んでた2台目のHDに片っ端からレコーディングしてたんだけど、先日スタジオで録りをやってるときに突然マウントが外れて、再起動したらあえなく昇天。これで3本目。やっぱり録りっぱなしはよくないのかなーと思い、MDDで同じことを繰り返すまいとオーディオ用のHDを追加したワケです。
でも、単に内蔵ATAを追加したんじゃ面白くないから、最近流行りのFireWireで。ひと昔前はみんなultra2wideがどうとか、ATTOがとか言ってましたが、FireWireが安定してきてから話題にあがらなくなりましたね。
なにせ、今回導入したMacPower Peripherals製のHDケースはATAからFireWireに変換するブリッジチップにOxford製911とかいうチップを積んでて、実測で30MBPSだそうだ。ここから読み出したら少なく見積もっても50トラックは同時いけるね。
ちなみに、HD本体はIBM製にチャレンジ。新製品が出て、少ないシークで多く読み出せる、つまり密度が濃いディスクになったそうです。一番静かと言われるseagateと迷いましたが、うるさかったら起動ディスクと交換しちゃえばいいかと逃げ道を作りつつ冒険。でも、いまのところ快調。HDも本人も上機嫌。
↑これがIceCube。アクセスがあると
ブルーのLEDがピカピカ光ります。
はっきり言って、うざい。
*2003.10.18
taikoronicaは今、レコーディングしてます。(写真1)はメンバーのはやしかんとあべが例によってトラックシートを見ながら机上の空論を交わしているところ。こういった風景は多々見られます。第三者が居合わせた場合、ケンカしてる風だと言いますが、今回ばかりは「コンソールの上に乗ると毛が落ちるから」とスタジオの人に怒られた模様。
(写真2)はセッティングの様子。見る人が見ればマイキングのいい加減さが見て取れます。ここでも、タイコの微妙な響きを漏れなく録りたいはやしと、位相の管理とデータが増えるのが面倒くさいあべで意見が対立。そんなに高度なことやってないでしょ、とスタジオの人に言われて憮然とするあべと、やけになってミミガーを頬張るはやしの写真が撮れていなくて残念。
写っているタイコは締太鼓というやつ。西洋のドラムより厚い皮が張ってあって、縄でテンションを作るからすごくハリのある音。かなり高いとこまで倍音が出てます。サンプラーでピッチを調整したり、フィルターでディケイをいじったりとデジタルな小細工をしても「ふんっ」って感じで動じず太い音のまま。808なんて目じゃないキックが作れます。(あ、ネタばらししちゃったよ。)
若干創作が入りましたが、まあ順調。今回はデモ的な作りにする予定でしたが、予想以上にあれこれ遊んでいて、3rdでのネタ切れが心配されます。(という程、いい感じ。)前回はPoweBook G3400でマスタリングまでしていて、最後の方は部分的にしか再生できない感じになっていましたが、今回はMacもぐんとアップグレードしたし、ジャケも気合いれて作ってますので、乞うご期待。
(写真1)
(写真2)
*2003.09.24
風邪をひきました。季節の変わり目ごとに決まってやってくる定番行事になりつつあります。
日ごろ体動かしてやろうかと近所のスポーツクラブに見学に行ったりしてるんだけど、一体いつ行くんだ。ふー。あ、写真がない。
誰?
*2003.09.16
御茶ノ水のジャニスへCDを借りに行ってきました。メッセのお客さん情報でサンプリングCDをレンタルしてらしいとのこと。行ってみると、ありましたよ、ざくざくと。メディアファージやカエルカフェなんかのメジャーなレーベルから、音効シリーズや海外モノまで多数。最新のイキのいいやつは少ないですが、それでも買ったら1万円前後するCDが千円くらいでレンタルできるのは凄いな。これって、著作権フリーが生きてるのかとか心配だ。この手のCDはユーザ登録とかあったりするし、レンタルだと矛盾しちゃいますからね。そのうち何かの都合で無くなっちゃうと困るから今のうちに一杯借りとこうと思う。
ここはその他にもエレクトロニカとかプログレなんかのレンタルじゃ有り得ないと思ってたCDが沢山あって、あれもこれもって感じです。せっせと買ってた感覚からすると、片隅に用意されてる視聴コーナーとか「いいから借りとけよ」って思ってしまう。ただ、時々販売だけのもあって騙される。(出たばっかのjazzanovaリミックス盤とかさすがに貸してないよなー。
更に、ビデオもあります。うちのカミさんがずっと「良いよ」と言ってたんだが、機会が無かった寺山のビデオもわんさかあって、一本だけ挑戦してみる。まだ見てないんだけど、天井桟敷のシリーズの「百年の孤独」(右図)。同じ名前の焼酎があった気がするな。
(後日談)寺山ビデオは内容が難しい上に音と映像が劣化しすぎてて、程なく爆睡。ぐぅ。
ジャケ。本みたい。
*2003.09.04
佐島マリーナへ行ってきました。横須賀のちょっと先で16号を脇にそれるだけで、こんなにローカルムード満点なところはないよな。横須賀市自然・人文博物館付属天神島自然教育園っていう堅い名前の公園があって、市が保護してる天然の海岸があります。砂浜と磯が入り混じった楽しめる、ちょっとした浜。すごく管理が行き届いていて、ゴミとか全くなし。過度に神経質な友人の部屋で気ィ使う感じ。何せ自然なもんだから、カニの死骸とかが一杯落ちてたりするんだけど、管理人風のおっちゃんに何でか聞いたら「それは脱皮したあとで・・・」などと色々教えてくれました。いい感じ。もう教わったこと覚えてないけど。
浜で遊んだ後はやっぱり食い気で、近くの御飯処「海辺」でディナー。ここは魚屋が直営でやってる店で、門構えは料亭風なんだけど店内はフランクな感じ。メニューに無いアワビとかイセエビとか頼むと、そこの魚屋から持ってきてくれます。日中にチェックしておいた魚屋の店舗も、活きてるやつらがうじゃうじゃいてよだれ出ます。店の奥に広いウッドデッキがあって(下は海!)そこで食す地の魚介は最高。夕焼けもばっちり見えて、クルマでなきゃもっとビール飲むのになぁ。
結論。三浦半島、馬鹿にできないっす。横浜からだと1時間ちょっとのくせして結構リゾート感が味わえて、食い物も旨い。ウチはここで情報収集してます。海のものが好きな方は是非どうぞ。
とぅー。
*2003.08.25
散歩してたら虹が出てました。すかさず撮る。近年、屋内に篭って仕事をすることが多いのでなかなか見る機会がないですが、たまにそこにあると良いもんですね。ここのところ雨続きでしたが、そう思えるのはそのお陰か。
90年代の産物で電気グルーヴの「虹」って曲がありましたが、この手の日本人特有の季節感を含んだ叙情って世界に通用するものがあります。電気の「虹」もUK盤とかドイツ盤とかあって、海外で結構売れてたみたいだしね。もちろん、そいういう民族固有のソリッドな感覚って日本人に限ったことじゃないけどさ。隣人に興味を持つ場合って、その人の本質部分をピュアに垣間見れると嬉しいし、トクした気分になれます。好きな人の恥ずかしい姿を見たい、みたいなね。
電気の曲を知らないヒトには意味不明な文かもしらん。WIRE第一回の電気ライブでかかった時の一体感は忘れられないな。
でも強引に続ける。日本人のリズム感って弱いと思う。音楽的に最後の崖っぷちに立つと、そういうのモロ露呈するよね。その代わり和音とかボイシングは凄く得意なんです。これらは個人的な感じ方なんだけど、例えばジャズだと、リズムが凄く良くても和声が暑苦く感じることがあるし、多くの場合押し付けがましいんだよね。それは自分が日本人というか東洋人だからそう感じるのかもしれないけど。
taikoronicaでやってる和太鼓はパーカッションだけど、管楽器的な要素を多分に含んでいる。マルチマイクで集音すると分かるんだけど、かなり複雑な倍音を持っていて、パーカッションの機能には不必要なほどに音程感があるんです。そういう楽器を長い間好んできた民族ですから、倍音勝負のエレクトリック・ミュージックも得意なはずだし一緒にしたら絶対良い、と勝手に思ってます、本日。
色がイマイチ出ないな。
*2003.08.07
念願叶って海へ行ってきました。海へ行くって意外と難しいんです。仕事の休みの都合と、一緒に行く人選の都合と、天気の都合がありますから、最高の海日和って結構仕込まないと実現しません。幸運なことに、うちのカミさんが驚くべき晴れ女なもんで、前日・後日は台風で雨なくせに、この日は晴れ。天晴。
で、どこへ行ったかというと練りに練って横須賀の三笠という港から定期船が出ている「猿島」という無人島へ行ってきました。(monkey islandってそのまんまじゃん。)出航から10分と少しで着いてしまうんですが、無人島だけにちょっと人里離れた感覚になれます。第二次大戦中は対空中戦の要として高射砲を多数備える要塞だったこの島は、海水浴に飽きたら島を巡って探検したり、島の裏側の磯でカニと戯れたりと飽きない見所が多数。また、日蓮上人が嵐で遭難して命からがら流れ着いた伝説とか、ペリー来航の時代の石積みのトンネルが残っていたりと、大変インディビジュアルな楽しみかたができます。バーベキューセットの貸し出しもやってるみたいなので、食い気たっぷりの方はどうぞ。
我らは海といったらなんと言っても「飲み」気なんだけど、ここの定期船の会社がやってる海の家が充実してて、バーなんかもあったりします。酒ならなんでもってワケにはいかないけど、ラムとかマリブとか、海っぽいのはキチンとあってナイス。その雰囲気があんまり良いので、横須賀港に戻ってからもリゾート感覚がすぐ抜けなくて困惑するくらいいいとこです。湘南なんかの喧騒は苦手だけど近場で楽しみたい方には是非お勧めしたいですな。我らは今シーズン晴れ間があればもう一度行くでしょう。
猿島の見ざる。
*2003.08.03
梅雨が明けました。雨が降っているが故の拘束感って嫌です。だから梅雨明けは大変歓迎。暑いけどね、今日は特に。うちの会社は関内にあるので、土日の通勤時などは家族連れなどが電車を占拠しているが、これも致し方ない。
秋にはtaikoronicaの新作、主宰ライブ(実はまだオファーのライブしかやっていない)を予定しているので、そろそろ暑くなってきたし、準備を始めないとねという今日この頃。夏ってお楽しみも多いですが、何かと準備をすることも多くなるのでそういうイメージもある。音楽がらみのイベントって秋は多いからね。その下地を暑いうちに作ってしまおうって発想を毎年している気がする。今年は特に、taikoronicaのファーストを春にリリースしたから、公になる音源っていうライブとはまた違った緊張感があるのです。まあ、期待されている、と勝手に思っているのかもね。でもそういうのないと制作ものはつらかったりする。凡人ですから。
夏のお楽しみといえば、個人的にはフェスと海(両者にビールを伴う)ですが、今年は昨年に引き続き金銭的、時間的にフェスには行けそうもないので、(フジどうだったのかなー?行った人の感想をまだ聞いてない)海に賭けるか。
ちょっとだけエフェクトしてます。
*2003.07.22
リアルタイムな話題ではないのだが、手の形をしたものを集めています。手の造形物というと、デザイン関係のデッサン入門の課題がよく「手」だったりして、透明漢ぶってる感じがしますが、何とでも言え。手を題材にっていうのがなんとも妖しくて良いのである。右の写真は椅子なのであるが、そういう機能性を持っていれば言い訳も出来てなお良い。当方は「あっ、いいなー」と思ったことは言い訳をせずにはいられない性質なのです。そういう日本人、多いはずだよ。機能性を持っていなくても、まあ「手」であればよい。
手。
*2003.07.15
もう1ヶ月くらい経っちゃいますが、一つ歳をとりました。ここ1年を振り返って最近レコード買ってないなーと思い、目についたPREFUSE 73/EXTINGUISHEDを買ってみた。基本的にはHiphopの作り方なんですが、WARPだし、これは非常にアリ。詳細は他のwebページを見て頂くとして、前半はざくざくとしたサンプリング臭い味わい。後半ダウンビートに持っていくあたりHiphopから派生してエレクトロニカ的な発想をする人種には美味しいでしょうよ。私はそういうヒトではありませんが好き。今年のフジロックに来るそうですが行けない。見たかったー。
*2003.07.04
なんとも憎たらしいappleのG5発表ですが、何もG4のOS9モデルまで値下げしなくてもいいじゃんか。しかも10万以上さ。スタジオでは先月G4を導入してるわけだが、当初入れたOSXモデルはウチで使ってるLogicのXバージョンの不具合(不具合まで言わないけど、使いにくい)で泣く泣く買い替えており、結構出費してるんだよね。そこにきて値下げとは、不誠実と言わざるを得ない。数ヶ月前まで、最後ですって言ってOS9サポートしてたんだしね。でもま、プラグインお腹いっぱい使っても文句言わず働いて頂いておりますんで、よしとしとこう。嗚呼、大人っていやね。
アルミなんだってさ。